SPA!7月2日号掲載
ゴーマニズム宣言
『レイプ裁判の判決がおかしい!』
感想のご紹介です!
SPA!「ゴー宣」第50章を読みました。
Yはメディアの仕事に返り咲きたくて新潮や文春は敵に回すまいと考えている・・・当たっていると思います。
それにしてもセコい!セコ過ぎる!
伊藤詩織さんに対する事件前、事件後の態度もそうですし、
「独立不羈のジャーナリストだ!」と威勢よく言っている割には、政権に対しても、マスコミに対しても、
ひたすら自らの保身!保身!保身!
週刊誌や伊藤詩織さんを訴える前に小林先生を訴えてきたのも、
小林先生が今までマスコミにも権力にも忖度せずにゴーマンかましてきたことへの「畏れ」「屈折した嫉妬・羨望」のようなものがあるのかもしれませんね。
小林先生をナメているところがあるとすれば、これは手酷いしっぺ返しを受けることでしょう。天罰覿面です。
伊藤詩織さんに対しても、自分の方が立場が上だと思っているとか、相手が女性だと思ってナメているとか、
そういう感情が透けてみえます。
Yの人間性を感じますね。
「抗拒不能」という言葉は、恥ずかしながら自分はライジングの記事で初めて知ったのですが、
こうして小林先生が報道を元に今回の「ゴー宣」で取り上げただけでも、
こんなに理不尽な判決があるのか・・・と唖然とします。
マスコミが積極的にこのことを報じているところにはまだ「救い」があるのかもしれませんが、
夜の10~12時台のニュースでは、まだ取り上げられ方が少ない感じがします。
積極的にニュースをチェックしている人達は知っている人が多いかと思いますが
(ネット内でも非難轟々となっているところからも)
なんとなくニュースを見て消化している人達の意識を変えるところまでは、まだ行っていないように思います。
また、同じネット内でも、「冤罪を恐れる大義」「「疑わしきは被告人の利益とする」の大原則」の方に傾き過ぎて、
それを原理主義にと言わんばかりの大声を上げるノイジー・マイノリティがいることも事実です。
最後の「ごーまん」は、自分自身も「男」ですので、凄く刺さるところもあります。
しかし、男の側にも、女性を思いやれる感覚を健全に育んでいくことは大切で、
古き悪しき因習は変えて、時代と共に漸進的にバランスをとっていく為には、
一人一人が普段から意識することを習慣づけていかなければならないでしょう。
「男女公平」の伝統を護り育てる為に、脳の老化に抗い続けて思考を続けたいと思います。
まだまだ若いのに、アナクロジジイみたいな思考停止はみっともないですから。
(皿うどんさん)
現在、性犯罪被害者の手記を数冊入手して読んでいます。
正直、気が重くてなかなか手に取れなかったのですが、読み進めてみると、いろいろ知らなかったことがわかってきて、興味が湧きます。
とにかく理解したいし、理解を広めたいと思います。まずはそこからです。